一般的には連続増配株はリスクの低い投資といえます。

しかし、連続増配を継続する銘柄では株価が割高な水準にあることが多く、割高でも長期的な成長を評価するのかどうかが投資判断のポイントになります。

モトリーフールで紹介されていた。やや割高で、配当利回りが高くなくても、増配も含めた今後の成長性を評価できる銘柄を紹介します。

 


アルベマール

特殊化学品製造企業のアルベマール(NYSE:ALB)は、あまり知られている企業ではありません。

売上構成はエネルギー生産用触媒(27%)、臭素(29%)、リチウム(37%)となっています。

リチウム以外の2つはあまり動きのない産業であり、今後5年間の成長率見通しは一桁台前半(%)となっています。

一方、電気自動車(EV)のバッテリーに使用されるリチウム事業の同期間の成長見通しは、年率20%と大きな期待を持てます。EV化が長期的な追い風となるでしょう。

世界でも最大級のリチウム関連企業である同社は、配当狙いの投資家にとって急速な増配を期待できることを意味します。

26年連続で増配を続けており、過去10年では年11%の増加率となっています。

ペースは最近では幾分減速しているものの、パンデミック下の状況を鑑みれば想定内と言えるでしょう。

シナリオ通りにリチウム事業が発展すれば、今後も株主は増配の恩恵を受け続けることができるでしょう。

しかし同時に大きなリスクも存在します。投資家の配当への期待から、株価はここ数年で大きく上昇しています。

同社の過去の実績から見ても現在の1.1%という配当利回りは低い水準にあります。

それでも電気自動車全体の長期成長を信じるのであれば、増配ポテンシャルの大きい点に注目すべき銘柄と言えるでしょう。



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ネクステラ・エナジー

電力事業のネクステラ・エナジー(NYSE:NEE)も26年連続で増配を続ける配当貴族銘柄です。

過去10年の平均増配率は年10%と、公益事業株としては驚異的な数字です。

同社は今後の増配見通しにも自信を示しており、少なくとも今後2年はこの増配ペースを維持できるとしています。

同社の中核はフロリダ州における電力事業ですが、今後の成長が望めるビジネスとは言えません。

成長の真の牽引役は再生可能エネルギー関連の投資であり、太陽光および風力発電の領域では世界でもトップクラスの供給企業となっています。

現在進行している複数のプロジェクトがうまく進めば、同社の再生可能エネルギーの発電能力は現在の2倍以上にまで拡充されるため、将来に期待が持てます。

アルベマールと同様に、ネクステラの配当利回りも1.9%と同社として過去最低水準にあります(執筆時点)。

株価のバリュエーションを考慮すると魅力が落ちることは否めません。

それでも再生可能エネルギーの将来に大きな機会を見出す投資家には、バリュエーションリスクを取る価値のある公共事業銘柄といえそうです。



AOスミス

最後は給湯器製造のAOスミス(NYSE:AOS)です。

先進諸国では当たり前の温かいお湯は、途上国では誰もが望むが手の届く範囲の贅沢といえるアイテムです。

この10年、需要が高い市場は中国でしたが、同社は最近インドでの事業拡大に力を入れています。

重要な点は、中国でもインドでも市民の社会経済的水準が向上しており、給湯器の需要が長期的に見込めるということです。

しかし、どちらかの国で経済の雲行きが怪しくなるようなことがあれば、すぐさま同社の利益は打撃を受ける可能性があります。

まさにこの現象が2019年に米中貿易摩擦の打撃を受けた中国で起こり、経済が減速し始めると同社の利益も急速に落ち込みました。

しかし、投資家の同社への期待が持ち直すにつれ、株価は戻してきています。

その結果、配当利回りは1.8%と、同社の過去最低水準まで下がっています(執筆時点)。

同社も26年連続で増配を続けており、過去10年に関しては年率換算で配当成長率が21%と驚くべき高い水準でした。

中国とインドで今後も経済の発展が見込めると信じる投資家には、検討に値する銘柄と言えるでしょう。

以上、3銘柄は全て、足元の配当利回りは過去最低水準にあり、株価は割高にみえます。

しかし、将来の成長見通し、そして増配見通しも明るいといえるで、株主還元を重視する成長株として注目すべきでしょう。

配当成長を最終目標とする投資家には最適といえます。

配当利回りが高くても、成長性が低く、減配リスクの高い銘柄より投資妙味があるでしょう。

少なくともウォッチリストに入れておき、株価が下がるのを待っておいてよいでしょう。




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製薬会社いたばさみ中間管理職@投資勉強垢@chukantooshi

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2021/01/23 16:05:18

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